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妊婦健診のエコー検査などで「赤ちゃんのお心臓に穴が空いているかもしれません」と言われると、とても不安になりますよね。心室中隔欠損(VSD)は、赤ちゃんの心臓の病気の中で最もよく見られるものです。
この記事では、心室中隔欠損(VSD)とはどのような状態なのか、生まれる前の検査でどのようにわかるのか、そして自然にふさがる可能性や出生後の見通しについて詳しく解説します。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・治療方針を示すものではありません。実際の経過や治療については、必ず医師にご相談ください。
心室中隔欠損(VSD:Ventricular Septal Defect)とは、心臓の右心室と左心室を隔てている壁(心室中隔)に、生まれつき穴(欠損孔)が空いている状態を指します。
穴が空いていることで、左心室から右心室へ血液が流れ込んでしまい、心臓や肺に負担がかかることがあります。しかし、穴の大きさや位置によって症状やその後の経過は大きく異なります。
近年は超音波(エコー)検査の技術が向上し、生まれる前の胎児期に心室中隔欠損が見つかるケースが増えています。
「心臓に穴が空いている」と聞くと、すぐに手術が必要なのかと心配になりますが、必ずしもそうではありません。
生まれた後の治療方針は、穴の大きさや赤ちゃんの症状によって決定されます。
お腹の赤ちゃんが心室中隔欠損かもしれないと言われたら、一番大切なのは、出生後に赤ちゃんが安全に適切なケアを受けられる環境を整えておくことです。
穴が大きく、生まれてすぐに症状が出る可能性がある場合は、小児循環器科や新生児集中治療室(NICU)が併設された、高度な医療機関(総合病院や周産期母子医療センターなど)での出産が推奨されます。妊娠中から産科医と小児循環器科医が連携し、出生直後からの赤ちゃんの状態変化にすぐに対応できる体制を整えておくことで、安心して出産に臨めるでしょう。
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生まれる前の赤ちゃんを診る「胎児医療」は、日本ではまだ専門家が少ない分野です。
林先生は海外で胎児医療を学び、FMF胎児クリニック東京ベイ幕張を開院。超音波検査や遺伝カウンセリングを通じて、日々胎児の健康を支えています。
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