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NIPT検査について、夫婦で意見が合わないケースは少なくありません。
特に、日々体が変化し不安を感じる中で「NIPTを受けたい」と考える妻に対して、「受けなくていい」と夫が反対する例が多いようです。
主に次のような理由が考えられます。
夫が反対する気持ちの根本には、「ようやく授かった我が子だから、どんな状態でも家族に迎えるのは当然」という考えがあるようです。
そもそもNIPTや染色体異常についてよく知らず、検査の必要性を理解していないケースも少なくありません。
もちろん中には純粋に、妻を心配して反対している人もいます。
「妊娠初期の妻にストレスをかけたくない」といった「想い」や「不安」から反対しているケースです。
NIPTについて、実の両親や義両親が反対するケースもあるようです。主に次のような理由が考えられます。
親世代の反対の理由は、まず検査自体に抵抗感があること。出産した時代にはNIPTのような検査が一般的でなく、検査を受ける人はほとんどいませんでした。
このため検査を受けること自体に「なぜ?」という思いを抱くのかもしれません。
親として、子ども(夫婦)を心配する気持ちもあるでしょう。万が一陽性だった時に子ども(夫婦)が悩むのではないか、それなら無駄な心配をしない方がいい、と考えるケースです。
周囲に勧められるけど妊婦さん自身が検査を決断できない、というケースもあります。主に次のような理由が考えられます。
踏み切れない気持ちには、「陽性だった時にどうすればいいかわからない」「陽性だった時、夫と意見が衝突するのが怖い」「どんな子でも受け入れたい」といった不安や葛藤があるのではないでしょうか。しかしこれらは全て、 赤ちゃんや家族の未来を考えているからこそ出てくる思い。気持ちを整理するためには、正しい情報を取得し、まずは家族と本音で話し合ってみることが大切です。
一人ひとり状況が違う中で、NIPTについては賛成・反対さまざまな議論が行き交っており、それぞれの思いがあります。
大切なのは、正しい情報のもとで夫婦で意見を交わし、納得の選択をすることです。
夫婦で考えが違う場合は、二人だけで話しても平行線になる可能性が高いため、遺伝カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
もし「どんな子でも産む」という考えなら、胎児ドックも検討してみてください。
胎児ドックとは、いわば「胎児の健康診断」。胎児のうちに治療できる病気を発見して治療することが可能です。
「出生前検査を受けるかどうか」を考える際は、どうしても「命の選別」という問題に目が行きがちです。
しかし「治療の可能性がある病気を早期発見できる」選択肢と捉えると、また違った見え方があるのではないでしょうか。
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生まれる前の赤ちゃんを診る「胎児医療」は、日本ではまだ専門家が少ない分野です。
林先生は海外で胎児医療を学び、FMF胎児クリニック東京ベイ幕張を開院。超音波検査や遺伝カウンセリングを通じて、日々胎児の健康を支えています。
FetalHeart(フィータルハート)は、出生前検査や胎児医療に関する正しい情報を、悩むご家族の立場に寄り添って届けるメディアです。皆さんの悩みに寄り添い、選択するお手伝いを少しでもできれば幸いです。
林 伸彦先生より
いかない医療”が、
ここにあります
家族に反対されたとき、“自分の考えを曲げるべきなのか”と悩む方は少なくありません。
ですが、NIPTを受けたいと思った理由も、ご家族が反対する理由も、どちらも大切な気持ちです。
医療者として私たちにできるのは、“正解”を押しつけることではありません。
その代わりに、考えるための材料を提供したり、話し合いのサポートをしたりすることならできます。
たとえば、遺伝カウンセリングでは、気持ちや意見が異なるご家族同士が“安心して話せる場”をつくることもできます。
誰の気持ちも置き去りにせず、一緒に考えていくための医療を、私たちは目指しています。