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高齢出産のリスクを心配され、周囲から出生前診断を勧められた経験のある妊婦さんもいるでしょう。また、年齢的に出生前診断は受けるべきなのかプレッシャーに感じている方もいるかもしれません。
この記事では、出生前診断との向き合い方や迷っている場合のもうひとつの選択肢について解説します。
検査を受ける理由は人それぞれで、「染色体疾患のリスクがないかを知って安心したかった」「赤ちゃんを安全に迎えるための準備として受けた」という妊婦さんもいれば、「妊婦健診で異常が見つかって医師から提案された」という妊婦さんもいます。
また、厚生労働省が公表した「NIPT受検者のアンケート調査の結果について」によると、2013年4月〜2019年3月までにNIPT(新型出生前診断)を受検した方のうち、約9割の方が「高年妊娠」を受検理由にあげています。
高齢出産は母子ともにさまざまなリスクを伴うことが知られているため、出生前診断を選択する方が多いようです。
一方で、検査を受けないという選択をした方もいます。その理由は、「どんな結果でも産むと決めているから」「検査を受けることで、かえって不安が強くなりそうだから」など。出生前診断を受けるかどうかは個人の価値観や環境などによって変わるため、誰にとっても絶対的な正解というものはありません。
出生前診断は、不安を軽減したり、赤ちゃんを安全に迎える環境を整えたりするための手段です。一方で、必ずしもすべての妊婦さんが受けるべきものではありません。
どのような結果であっても赤ちゃんを迎える覚悟ができている場合は、あえて検査を受けないという選択も立派な決断で、十分に尊重されるべきです。また、検査結果によっては強い不安や葛藤を抱える可能性があるため、「知らないまま出産を迎えたい」と考える方もいます。
出生前診断を受ける・受けないの判断は、妊婦さんや家族の価値観や気持ちなどによって選ばれるべきで、周囲から強制されるものではありません。
大切なのは、医師やカウンセラーに相談し、家族ともしっかりと話し合ったうえで、納得いく選択をすることです。
出生前診断を受けるかどうか迷っている場合は、遺伝カウンセリングを利用するという選択肢もあります。
遺伝カウンセリングは、妊婦さんやご家族の不安に寄り添いながら、納得のいく意思決定ができるようにサポートする場です。認定遺伝カウンセラーや遺伝医学の専門知識を持つ臨床遺伝専門医が、遺伝性疾患についての正しい情報提供と、出生前診断のメリット・デメリットなどを分かりやすく説明してくれます。
遺伝に関する悩みや不安を幅広く相談できるため、頭の中を整理し、落ち着いて考えるきっかけにもなるでしょう。
検査を受ける、もしくは受けないと決めたものの、「この選択でよかったのだろうか」と気持ちが揺れることもあるかもしれません。遺伝カウンセリングは、結論を出すためだけではなく、妊婦さんが感じている不安や迷いと向き合ってくれる場です。
専門家と話をすることで、自分の気持ちや大切な価値観に、あらためて気づけることもあります。
高齢出産の妊婦さんにとって、出生前診断を受けるかどうかは悩ましい問題です。年齢によるリスクを知るほど不安が大きくなる一方で、検査結果とどう向き合えばよいのか不安を感じている方もいるでしょう。
検査を受ける・受けないに正解はなく、大切なのは自分や家族が納得できる選択をすることです。迷ったときは1人で抱え込まず、医師や遺伝カウンセラーに相談し、パートナーとも十分に話し合いながら考えていきましょう。
生まれる前の赤ちゃんを診る「胎児医療」は、日本ではまだ専門家が少ない分野です。
林先生は海外で胎児医療を学び、FMF胎児クリニック東京ベイ幕張を開院。超音波検査や遺伝カウンセリングを通じて、日々胎児の健康を支えています。
FetalHeart(フィータルハート)は、出生前検査や胎児医療に関する正しい情報を、悩むご家族の立場に寄り添って届けるメディアです。皆さんの悩みに寄り添い、選択するお手伝いを少しでもできれば幸いです。